沖縄から荒木汰久治がやってきた。 18日のモロカイ世界選手権から、まだ体に張りがある状態が続いているようだ。 モロカイに挑戦した10年、世界パドラーとの戦い、そして自分との戦い。 日本人としてのアイデンティティを再認識させてくれる。
今年のモロカイは終盤にかけ、途中のアクシデントから肉体は限界を感じ、精神力との勝負だったようだ。 それでも完走したタクには沢山のものが海の神よりプレゼントされただろう。
仕事、生活、人生....全ては頭の中だけでは解決できない。実行、経験が全ての答えを教えてくれる。 日々の問題や辛いことも、一つひとつ乗り越えれば必ず楽しいことが待っている。 僕もいつかはモロカイに挑戦したい。そして体験したい。
タク、マリオ、アンディ、ケイタ、シュウ、いつもアウトリガーカヌーのメンバー達で夢庵で夕食しながら今後の計画を話し合う。 アウトリガーカヌークラシック大会、セイリングカヌーエクスペディション等々、今までの生死を友にした仲間達が、また新たな挑戦やカヌーコミュニティーを模索する。 僕たちは決して漂流はしない。一人ひとりが同じ方向を目指しているから。
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