カヌークラブの仲間7人とOC1で西伊豆の松崎シーカヤックマラソンに出場してきた。会場は岩地海岸、浜は300mほどのビーチで透明度がとてもよい。そして温泉もある。大会名のとおり、シーカヤックがメインの大会だが、OC1やサーフスキーなども出場OKで町や漁港の人たちが大会を運営し見守ってくれるとても雰囲気のよい大会。
出場したは、タクジ、ケイタは0C2で出場、マコト、アンディ、シュウ、ウポ、サユリと僕は 0C1で出場した。結果はタクジ、ケイタ、全てのディビジョン中1位の優勝!OC1のみんなも完走し自己も目標を達成した。
距離15kmのレース、目標は1時間30分。スタート前よいスタート位置をキープするのに神経を使う。このころから試合は始まっている。 最前列をキープしないとカヌーがぶつかったり、前をいけないからだ。 そして最初の1kmに漁船がありそれを回って、再度スタート地点に戻り再度、沖の折り返し地点、波勝崎を目指す。 スタートに出遅れると最初の折り返し地点とかで混雑し、思うようにコースどりができないとか、カヌーがぶつかる..等々で数分のロスを余儀なくされる。
前半、追い風だがうねりは前方からやってくる。しっかりパドルしないと進まない。4キロまでは順調に進む。20分おきの給水もいい感じだ。40分を過ぎたあたりから前半飛ばしすぎたつけがやってくる。 思ったようにパドルに力が伝わらない。サーフスキーの選手に抜かされていく。折り返し地点間際で離していたシュウにかわされる。さすが自衛隊教官、黙々と同じピッチでパドルする。
後半はうねりは7時から8時方向からくる、しかし向かい風で思うように波に乗れない。後半もパワーが必要な状態だ。 そして右手の岸壁に当たる波は、バックウォッシュとなり不安定な波を作りだす。油断するとすぐにでもひっくりかえそうな状態が30分以上続く、左足、左腰は常にしびれ、力が入らない。気持ちが切れればすぐにカヌーは横転する。精神力の勝負だ。
1時間30分、ゴールの岩地ビーチが目に入ってきた地点で前のサーフスキーとカヤックの2人が横転し、なかなかリカバリーできないでいる。何度乗ってもまたすぐ横転しシートに座れないでいる。僕も気を取れれては同じように横転する。過去に他の選手を気にして横転したことが何度かある。 気持ちをゴールに集中し、悔いのないように最後の力を振り絞る。 ゴールは浜にあるゴール地点で最後、10mほど走らなければならない。カヌーをおき走るが、腰から足にかけ力がまったく入らない。ふにゃふにゃ状態、なんとも情けない姿だ。 1時間40分。全体185人中52位でゴール。OC1では4位。 まだまだ課題が残るレースだった。新しいカヌーのザイファーは調子がいいが後半からのパワーダウンが悔やまれる。もっと持久力を上げないとダメだなぁと。
大会は中学生から60歳以上の人も出場しいい大会だった。 宿泊した宿もビーチが見渡せる部屋で食事も美味しく満足。温泉もあったしね。来週末は江ノ島大会で6マンでの出場。今度は仲間達と一体になり出場。それもまた楽しいレースになりそうだ。
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