今日は朝から体全身がバキバキである。 あらためてアウトリガーカヌ−は全身を使うスポーツだと実感させられる。
昨日26日、江ノ島東浜でアウトリガーカヌーの大会が行われた。 6人乗りのカヌーで今回は10艇ものカヌーが集まった。
予選は稲村ヶ崎の8km、風も少しはおさまり僕たちOCCJセカンドクルーチームは4位で決勝レースに進んだ。 OCCJファーストチームは1位通過。 ファーストクルーは、タクジ、マサカズ、ブレッド、コウヨウ、マコト、航(沖縄の大学生でタクジの教え子)。 セカンドクルーはマリオ、シュウ、ウポ、ヒロト、テルキ、タツヤ。
決勝レースはかなりハードなコンディションだった。隣の西浜で行われたドラゴンボートレースは決勝前で10mの強風で中止に、ドラゴンは一度沈没すると再起が困難なボード形状だ。 アウトリガーカヌーはアマ(浮き)があるので、復帰することはなんとか可能な船である。ただ、クルーのスキル、体力、チームワークがないと再起不能。
決勝レース、風速10メートル以上、レース開始時は13〜5メールとるはあったと思う。 西風で前半は背後、4〜5時の方向から風を受けて進む。ただ、波も風のためオーバーヘッドクラスの波が来る。 折り返し地点では1艇のカヌーがひっくり返り、沈没している。確実にサバイバルレース化していた。残ったものが勝つ。
後半はアップウィンドで正面から風をもろに受け、9〜10時方向からさらに風で大きくなった波がカヌーを襲う。なかなか前に進まない。 沈没したカヌーは4艇にもなった。その内2艇は途中棄権。 何度となく僕たちのカヌ−も危うい場面を乗り越え無事ゴール。 1時間30分の格闘だった。ファーストクルーは50分と堂々の優勝。
このレースで恐怖はあったが、それ以上に日頃一緒にトレーニングしているクルーを信じ、自分の役目をきっちりこなした。 僕は2番シートでパドルのチェンジのタイミングを指示し1番シートのシュウとパドルの早さをコントロールする役目。 時間が経つにつれ仲間の意識が1つになるのを感じる。
女子クルーも決勝で無事3位でフィニッシュ。
打ち上げの飯が美味しかった。 クルー達も自分の弱点がより明確になり、これからオフのシーズンきっちり鍛えてくるだろう。 来年がとても楽しみだ。
|