7月2日に奄美の瀬戸内町加計呂麻で行われた「25回奄美シーカヤックマラソン」に初参戦しました。
親友のヒデと哲ちゃん、モーリー達と4人で沖縄からフェリーでヒデの車に4本のカヌーを乗せて奄美へ。
宿は白畑瞬くんが運営するアマニコビーチハウスへ、目の前がビーチで最高のロケーションです。会場はここから車で1時間ぐらいの場所。
ここまでは気分も高まりワクワクドキドキでしたが、前日1日土曜日ランチにそれはおこりました。あぐらをかきみんなで食事中に横の水を取ろうとした時「ギク！」と腰がなり、「やってしまった！」そうギックリ腰です。2年前にやった場所と同じ、ただ前回よりは軽い感じはしたので速攻で患部を揉み押し。
しかし時間が経つにつれ「前にかがめない」状態になり…..なんでこんな時に。痛みで冷や汗は出るは大会はどうなる？
こんな時、沖縄や奄美の仲間たちがいろいろ助けてくれて本当にありがたり気持ちと情けない気持ちでひたすら患部を揉みほぐしてました。
一晩揉みほぐし大会当日はなんとか25度ぐらいは前に傾けられるようになり、後は痛み止めとアドレナリンに期待してここまできたら「出るしかない！」。
エントリーはアウトリガーカヌーをヒデと哲ちゃんに浮かべてもらい、さらに固定して「たつや早く座って」と言われ海に放たれました。最悪途中棄権すればいいし、痛みの少ない部位を使いながら完走できればと思いスタート。
漕ぎ出して30分ぐらいからじわじわと襲ってくる痛みと、仲間たちがだんだん小さくなる悔しさを感じながら、絶対ゴールしてやろうと気合を入れ直し漕ぎ続けました。途中数か所あるエイドポイントでしっかり水分補給と体を伸ばせたことはとても助かりました。しかし人生初の腹筋右側の3パックが同時につり、さすがに漕ぐを止め伸ばしたり叩いたりでこれは棄権かな..、しばらくすると痛みも治まり再開。
漕いでもスピードが上がらない分、綺麗な奄美の海を見ながら漕げたのもこんなことがおこらなかったら見れなかったかなと思う。
最後のエイドからゴールまでの直線約5kmは波も風もありバランスをとるだけでも腰が「ピキピキ」して自分の体力と精神力の勝負。一漕ぎ一漕ぎ少しずつ着実に前に進むだけ。ゴールのバルーンが少しづつ大きくなってくる。
ゴール！！！、4時間56分！
先にゴールしていたみんなが迎えてくれて、本当にホッとした気持ち。
本当に楽しい辛い嬉しい旅でした。こうなると来年も万全で体調で挑戦したい気持ちになり355日のトレーニング目標ができました。
